・提案しても全然受注できない
・なるべく楽して案件を獲得したい
こんな悩みにお応えします。
何時間もかけて考えた提案文で採用されないと、やる気や自信がなくなってしまいますよね。
結論を言ってしまうと、提案文が通らないのはあなたが悪いわけではなく、受かりやすいポイントを抑えるだけで受注率を上げられます。
今回の記事では、次の点について開設していきます。
- 案件への提案文が通らない理由
- クライアントが提案文で見ているポイント
- Webライターの提案文フォーマット(コピペOKです)
- それでも資格や実績がなくて何も書けない人ができる2つの対処法
- 提案文を書くときに「絶対に」気をつける3つのこと
それでは早速いってみましょう〜!
案件への提案文が通らない理由
Webライターの提案文は、「通らないのが当たりまえ」と覚えておきましょう。
特に初心者Webライターは、他のライターと比べるとスキルと実績が少ないので、受注率は下がってしまいます。
なので受注できないのが当たりまえと割り切って、落ち込んだり次の案件への提案を怖がったりする必要はありません。
クライアントが提案文で見ているポイント
ここからは、クライアントが提案文で見ている3つのポイントを解説していきます。
- クライアントの質問に答えている
- 案件の目的が理解できている旨を伝えている
- 一緒に仕事がしたいポイントがある
ひとつずつ解説していきます。
クライアントの質問に答えている
クライアントへ提案文を送る前に、質問されている場合は必ず答えましょう。
よくある質問として
- 1日の稼働時間は?
- 1ヶ月で何記事ほど納品できそうですか?
- 公開できる実績(ブログや他社で書いた記事)はありますか?
などがあります。
質問に正確に答えるだけで、クライアントに対して安心感やコミュニケーションコストの低さを伝えられます。
案件の内容が理解できている旨を伝えている
提案文を書く際に、募集している案件の内容が理解できている点を伝えましょう。
案件の内容として多い例は、次のとおりです。
- 読者に資料請求してほしい
- 読者に商品を購入してほしい
- 読者に自社の商品やサービスを知ってほしい
もし内容の認識がズレていた場合でも、クライアントとすり合わせができます。
一緒に仕事がしたいポイントがある
提案文の中で、あなたがクライアントと仕事するメリットを提示してあげましょう。
クライアントは、あなたが案件に関わってくれた場合どんなメリットがあるのか想像しています。
具体的な例は、次のとおり。
- 金融ジャンルの案件:金融業界に勤めた実績や、資格があれば記載
- 美容ジャンルの案件:エステやサロンに勤めた経験や資格があれば記載
実際に経験・体験していれば、さまざまな視点から深い記事を書ける点を伝えてあげましょう。
Webライターの提案文フォーマット(コピペOKです)
ここからはWebライターがすぐに使える、提案文のテンプレートを紹介していきます。
ぼくが実際に使っているテンプレートです。
※案件の種類で多い「SEOライティング」向けの提案文になります。
案件によって必要なポイントが少し変わりますが、コピペや調整しながら使っていただいてOKです。
提案文の構成は、次の順番のとおりです。
提案文の構成
- 自己紹介と簡単な応募動機
- 案件内容の確認
- これまでの経歴
- 実績の掲載
- 1ヶ月の稼働時間
- 応募動機と締めの挨拶
提案文テンプレート
【自己紹介と簡単な応募動機】
はじめまして。
〇〇と申します。
〇〇の作成に興味がありましたので、応募させていただきます。
【案件内容の確認】
【記事のテーマ】〇〇〇〇
【仕事内容】1記事〇〇〇〇文字程度
【文字単価】〇円
【提示した契約金額について】提示金額について、記載内容通り記入いたしました。
【自己紹介と経歴紹介】
■自己紹介
改めまして、〇〇〇〇と申します。
〇〇歳で、性別は〇性です。
以下、私の略歴です。
・〇年〇月 〇〇大学を卒業
・〇年〇月 〇〇会社に入社
・〇年〇月 ブログ開設(副業としてスタート)
・〇年〇月 〇〇会社を退社(フリーランスとして活動を始める)
・〇年〇月 Webライターを始める
・〇年〇月現在 〇〇ジャンルの記事を執筆
■経歴
・〇〇会社(〇年〇ヶ月勤務)
・ブロガー歴(〇年〇ヶ月)
・Webライター歴(〇年〇ヶ月)
【実績の掲載】
■ブログ実績
ブログ運営の経験があり、以下のサイトを運用しております。
・ブログURL: https://〇〇〇〇
また、以下のメディアでも記事を担当させていただいております。
・URL:https://〇〇
ブログでは、SEOを意識した記事を執筆しており、月間PV数は〇〇、〇〇ユーザーが訪れています。
ライターに関しましては、SEOを意識した記事を執筆しており、高い評価いただいております。
執筆した記事のURLは、以下をご参照ください(掲載できる記事があればでOKです)。
【1か月間の対応可能記事数】
〇〇本(文字数〇〇文字と仮定した場合の本数)が、対応可能です。
また、日中の連絡時間も〇〜〇時の間であれば、迅速に返信できます。
【応募動機と締めくくり】
貴メディア運営で活かせる、わたしの強みは2点あります。
①〇〇会社で勤めた中で得られた知見や経験を活かせる
②〇〇ジャンルの記事のライティング経験があるので、深みのある記事が書ける
〇〇会社で○年間培った知識やノウハウを元に、SEOを意識した検索者や読者に分かりやすい記事の執筆に務めてまいります。
わたしのこれまでの経験と知識を最大限活かして、貴メディア運営に貢献したく応募いたします。
当たりまえですが、「こまめな連絡」の徹底と「期日」を遵守することをお約束します。
貴殿のご要望に沿うよう、全力でお仕事させていただきます。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
提案文のポイントは、「公開OKな記事の実績を掲載する」と「案件に関連している経歴の記載」です。
当然ですが、資格や経験でウソをついてしまうと後々の執筆で自分を苦しめるだけなので、正直に答えましょう。
それでも資格や実績がなくて何も書けない人ができる2つの対処法
提案文で実績を出すときは、自分が執筆した記事を出しましょう。
理由は、どんな記事が書けるか分からないライターを採用しようと、クライアントは思っていないからです。
なので、あなたが自分で執筆した記事を掲載しましょう。
そんな方は、次のいずれかを試してみましょう。
- 自分のブログを始める
- 知り合いから執筆の仕事をもらう
ひとつずつ解説していきますね。
自分のブログを始める
自分で運営しているブログサイトは、十分な実績になります。
ブログ運営で、クライアントにアピールできる点は次の3点です。
- SEOの知識
- ライティング力
- サイト運営スキル
実際に、有名もしくは実績のある全てのライターさんは自分のブログを運営しています。
ライターとブログは関係ないように見られがちですが、クライアントへ提案する際の強力な武器になります。
また、ブログは無料ではなく有料の「WordPressブログ」で開設しましょう!
有料がおすすめの理由は、次の4点です。
- デザインを自由に変えられる
- WordPressの操作スキルがつく
- アフィリエイト広告が貼れるので、マネタイズを狙える
- 運営側にアカウントを消されるリスクがない(無料ブログ)は消されやすい
たしかに、自分だけで開設するのは大変かもしれませんね。
なのでこちらの記事で、1,000円ほどで簡単に開設できるように記事したので、ぜひご覧ください。
>>>【画像付き】完全初心者がWordPressブログを始める方法【10分でできます】
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【画像付き】完全初心者がWordPressブログを始める方法【10分でできます】
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知り合いから執筆の仕事をもらう
友人や知人などの知り合いから執筆の仕事をもらう方法も、実績作りのひとつです。
知り合いの方で、フリーランスやWebライティングに関連した仕事をしている方がいる場合は、「いつでも記事書きますよ!」と、声をかけてみましょう!
そういった方は自分のブログを開設して、クライアントに提出できる実績を作りましょう。
提案文を書くときに「絶対に」気をつける3つのこと
Webライターが提案文を書くときに「絶対に」気をつけてほしい3つのことを解説していきます。
- 案件内容を読み込む
- 初心者・未経験アピールはしない
- クライアントが読みやすい文章を意識する
ひとつずつ解説していきますね。
案件内容を読み込む
気になる案件に提案する際は、しっかり内容を読み込みましょう。
以外に思われるかもしれませんが、ほとんどのライターは内容をたいして読まずに提案文を送っているケースが多いです。
つまり、内容を読み込んだ上で提案文を書ければ、受注率は上げられます。
実際に案件内容の例には、以下があります。
- 1ヶ月の対応可能本数を記載してください。
- 契約金額(税抜)は〇〇円で入力してください。
- 執筆した記事やブログのURLがあれば教えてください。
- 弊社の案件に応募した理由を200文字程度でまとめてください。
クライアントからの質問に答えられていない提案文は、実績があったとしても読まれません。
だからと言って、聞かれていないことばかりを長文で書いてしまうと、「コミュニケーションコストが高そう。」と思われるので、情報量は調節しましょう。
初心者・未経験アピールはしない
Webライターの初心者や未経験アピールは、なにもプラスにならないので避けましょう。
特にWebライターを始めたばかりの方が、つい入れてしまう文言は以下のとおり。
- 「初心者なので、右も左も分かりませんが」
- 「未経験なので実績もスキルもありませんが」
たしかに「初心者歓迎」と謳っている案件もあるので、つい提案文の中に入れてみたくなる気持ちは痛いほど分かります。
しかし、クライアントも仕事をしているわけなので、わざわざ初心者を採用するメリットはないのが現実です。
それでもクライアントが「初心者歓迎」と謳う理由は、応募人数を増やして、自社のサービスや商品の購入につなげられる文章の書けるライターが欲しいからです。
なので、自分の実績はまだまだだなと感じたとしても、初心者・未経験アピールは控えて、自分のブログや経験、スキルを実績としてアピールしましょう!
自分のブログを検討されている方は、こちらの記事から10分ほどで開設できるので、サクッとどうぞ!
>>>【画像付き】完全初心者がWordPressブログを始める方法【10分でできます】
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【画像付き】完全初心者がWordPressブログを始める方法【10分でできます】
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クライアントが読みやすい文章を意識する
提案文を書くときは、クライアントが読みやすい文章を意識しましょう。
意識するポイントは、次の4点です。
- 簡潔な文章を心がける
- 1文ごとに改行を入れる
- 文体を「です・ます」で統一
- 難しい漢字はひらがなに直す
とにかくクライアントに「流し読みでもスッと内容が入ってくる」文章作りを心がけましょう!
Webライターは「最初の0→1」達成を目標にしましょう
提案文を見直したからと言って、すべての案件を受注できるわけではありません。
「Webライター歴2年以上」「ディレクション経験あり」といった、高いレベルや経験が求められる場合もあります。
なので初心者Webライターは、最初の1円を達成するための行動を積み重ねていきましょう。
「0→1」を達成するために、実際にぼくの行動を記事にまとめているので、気になる方はこちらの記事もあわせてどうぞ!
>>>【完全未経験でも稼げる】Webライターの始め方を徹底解説
提案文を書いてたくさん応募してみましょう!
「気になる案件はあるけど、提案文を書いたり考えたりするのが面倒くさい!」という方は、ぜひテンプレートをコピペして使いまわしてください。
細かな文章や文言は、あなたの案件に合わせてご活用くださいませ!
提案文はタイミングや運に左右される場合もあるので、とにかくたくさん応募しましょう。
そして案件の受注率を上げる方法は、自分の実績になるブログの開設です。
まだ実績としてブログを運営していない方は、1,000円ほどで開設できるので、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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